ドン・キホーテの店舗やECサイトで販売しているカラコン、つけまつげの人気商品をスマホを使って自分の顔写真に試着できるアプリです。
ドン・キホーテ様では、カラーコンタクトとつけまつげがお客様から圧倒的な支持を受けており、今後も力を入れて販売をしていきたいとのことで、よりお客様に購入しやすい環境を提供したいとシミュレーションアプリを開発したいとご依頼を頂きました。
他社からリリースされている同種のアプリは、装着シミュレーションまでに時間がかかったり装着感に違和感がでてしまうのが大半だったため、ドン・キホーテとして提供するアプリとしては使い勝手と装着感どちらもベストなアプリをご要望されておりました。
本アプリでは、モデル画像を利用してシミュレーション出来るのはもちろん、シミュレーションしたい画像を用意し、黒目の大きさやまぶたの縁に合わせてベース画像を設定すると、以降微調整のみで、試着シミュレーションが行えるように開発しました。
また、自然な装着感を出すためカラーコンタクトでは、透過率の実証を行ったり黒目にかかるまぶたはベース画像設定時にカットする機能を設け、つけまつげではご用意できるデータが平面のデータだったため、Photoshopで試着可能なデータに湾曲させ本当に試着しているかのようなデザインに仕上げました。
UIはシンプルな構成を優先し、1つの画面でシミュレーションや商品情報の表示、ECサイトへの誘導などが出来るように設計しました。
店舗の売り場コーナーにアプリのPOPを置くなど店頭プロモーションの効果もあり、ダウンロード数は伸びています。
全国に約260店舗を展開する誰もが知ってる総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」。そのドン・キホーテが今回初めてスマートフォン向けのアプリをリリース、開発をシーサーにご依頼いただきました。
2013年01月31日
全国に約260店舗を展開する誰もが知ってる総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」。そのドン・キホーテが今回初めてスマートフォン向けのアプリをリリース、開発をシーサーにご依頼いただきました。
ドンキ初のアプリは、店舗でも人気の高い商品「カラコン」と「つけまつげ」の試着アプリでした。そのアプリについて開発にいたった背景や、アプリに込められた思いと工夫、店舗とEC連携などについて、株式会社ドン・キホーテの池上維彦様と守田祐也様にインタビューしました。
アイモリはカラーコンタクトとつけまつげの試し付けができるシミュレーションアプリです。自分の顔写真を撮影してもらい、目の位置などを設定すれば、あとは好きなアイテムを選んでいくだけで簡単に試着することができるようになっています。
試着後はビフォアアフター写真で変化を見たり、アルバムに保存した画像をTwitterやFacebookに投稿できます。
ドン・キホーテでは非常に数多くの商品を扱っていますが、中でもカラコンとつけまつげはお客様からの支持も高く、とても人気のある商品です。一方で両方とも店頭では試着できない商品です。そこでスマートフォンを使って、お客様に試着イメージをしていただき、さらに購入しやすい環境をつくりたいと考えました。
またドンキの店舗ビジョンとして、お客様に「ワクワク・ドキドキ」を提供するというキーワードがあって、安さと便利さに加えて「楽しさ」を提供することを大事にしています。
今回のアプリについても、カラコンとつけまつげは品数も豊富で選びやすいということを一人でも多くの方に知っていただき、より面白く購入いただきたいという思いから企画がスタートしました。
やはり多くの商品を手軽に試着できるという点だと思います。実際の商品だと試着できませんから、アプリとはいえ購入前に試せるというのは買い物そのものを楽しくしてくれると思います。
また新しい自分を発見する楽しさもあると思います。いつもはブラウンやブラックのカラコンをつけている方でも、このアプリを使うことでグリーンやピンクなど普段手に取らないカラーを試せるので、新しい商品と新しい自分を発見することにつながるのではないかと思います。
そして店舗やECとの連携です。アプリでは全国の店舗検索ができるほか、試着中のアイテムについて商品情報を表示し、そのままECサイトに遷移するような設計になっています。家にいながらにしてカラコンやつけまつげを試着して、ネットで購入して自宅に届く。これは楽しいですよね。
いろいろあるのですが、より本物に近い装着感を味わってもらうことと、操作性を極力シンプルにしてお客様の使用負荷を軽減したこと、ドンキの店舗案内とアプリからそのままネット通販で買えるようにしたところなどがメインです。
例えばカラコンの場合、丸いレンズの画像を目に合わせるとまぶたからレンズ画像がはみ出てしまうので、お客様の目のカタチに合わせてレンズの上下を丸くカットするような機能を入れています。レンズ画像の透過率についても極力リアルなイメージに近づけるように調整しました。
操作性の部分では、モデルの顔写真を使えるようにしてすぐに試着をスタートできるようにしたり、毎回細かい位置調整などをしなくてもいいような設計にしました。
あとは重ねづけですね。カラコンとつけまつげはそれぞれ別々に試着することもできますが、実際には両方つけている方が多いのでアプリでも両方つけられるようにしました。同じようにつけまつげについても2つの商品を使う重ねづけをできるようにしたので、実施の利用シーンに近いかたちで試してもらうことができると思います。
実はドンキとしては今回初めてのアプリ開発だったので正直わからないことばかりだったのですが、シーサーさんには丁寧に説明していただき、細かい要望にも親身に対応していただいたので助かりました。また機能や仕様面についても、こちらの要望以上の提案をいただきましたので、結果的に想定した以上のよいアプリができたと思っています。
おかげさまでリリースしてから1ヶ月程度で1万ダウンロードを達成して、以降も堅調にダウンロード数が増えてます。社内のスタッフも皆面白いと言ってくれています。現実的には使わない男性にも試してもらって社内は笑いに包まれました。
またFacebookやLINEにすぐにアップできることも便利で楽しいと言ってもらっています。
少しでもお客様のお役に立てればという思いからアプリを作りました。これからもこの気持は変わりません。要望などがあれば何なりとレビューに入れてもらったりお問い合わせいただければ幸いです。今後ともドン・キホーテをよろしくお願いします。